小さい頃から乗り物が好きで、高校生のとき、実家の石川県と高校のある北海道を飛行機で何度も移動している中で、なぜこんな大きなものが飛ぶのか、ということに興味を持ちました。航空の専門学校に入って整備の勉強をしていましたが、勉強をしていくうちに製造に携わりたいと思うようになり、東航エンジニアリングに入社しました。
飛行機の中にあるアビオニクス(電子装備品)が、実機に搭載された状態で正常に作動するか試験を行っています。この試験は実機に乗り込んでの作業になり、実機に携わりながらの仕事はやりがいを感じていますし、最初は本当に感動しました。
下の人たちに色々なことを教えてあげられ、さらにを導いてあげられるような人間になっていたいです。ちょうど5年ぐらい上にそのような先輩がいて、そんな先輩みたいになりたいと思っています。
今の部署に配属されて初日に言われた言葉で「分からない時はまず調べる、それでも分からなければ、調べ方を聞く、答えは最後どうしてもわからない時に聞くといいよ」と言われたことが印象に残っています。当時はなんでそんな回り道をするのかと思っていましたが、調べる過程でプラスアルファの知識を得ることができることがわかり、なるほどと思いました。
自分はこの会社に入ったとき、一番最初に教わったのは社会人としての心構えでした。組織として動かないといけない社会人と、個人で動ける学生とでは、考え方の感覚から大きく違ってきます。社会人になるとなかなかできないことも多くなりますので、将来のことをちゃんと考えながらも、学生生活は十分に楽しんでください。